要件を曖昧にしておくリスク

システム開発・変更を行う際に、既存のシステムベンダーに見積りを依頼するとします。

この際、要件を曖昧にしたまま見積りを出して出てくる金額が思ったより大きくて驚く。

ベンダーからすると曖昧な要件では様々な「想定」をして見積りを行います。

一度出した見積りはなかなか金額を上げられないという立場のベンダーからすると

当然の行動のようにも思えます。

 

一方、システムの見積もり依頼を行った方は、こんなにお金がかかるのかと驚き、

その金額で実行判断をしてしまいます。

 

要件を整理し、システム化の範囲、規模感の整理を行う事で開発コストが10分の1に

なる事もあり得ます。

また、将来的な拡張性や変更時のコストなどもトータルに考えてくれるコンサルタントを

活用するのは非常に費用対効果が高いことだと思います。

(良識あるコンサルタントは自分の費用に見合う利益を生み出せない仕事は

極力受けないのではないでしょうか。)

 

某大手企業では情報システム子会社にシステムの修正を依頼したところ、

かなり大きな見積りが出てきました。

私の感覚では桁がひとつ多いようにも思いますが、確かに見積り依頼をしている内容が

ラフすぎるという問題がありました。

「この子会社は言われたことを言われたとおりにします」というスタンスで、

「こうやったら安くできます」という提案はまったくしてくれません。

システムを知らない担当者はいわゆる「落とし所」がわからず、金額に悩みます。

しかも要件も決まらずに一括で発注するのですから、何とももったいな話しです。

(まぁ、どちらにしろ同じグループ内の取引ではありますが)

 

世の中にはこういう状況が山ほどあるように思います。

 

コメントする

このブログ記事について

このページは、アイブルーム藤井が2008年8月 5日 18:03に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「業務プロセスが決まっていない業務をシステム化する」です。

次のブログ記事は「改革のさじ加減」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

メルマガ登録・解除
 

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.1