プロジェクトの成功は委託者にも高く依存する

プロジェクトが成功するかどうかは、実は委託者側の問題にけっこう依存する部分が大きいものです。

プロジェクトの成否は要件定義の質で40から50%程度決まります。

要件の定義はレベルの大小はあってもプロジェクトの開始から終わりまで発生してきます。

プロジェクトの開始には、そもそも何を実現したいのか?どのくらいの予算でやりたいのか?

といった要件から具体的な業務・システムのスコープの決定に始まり、どのように業務を変えるのか、システムをどういった機能にするのかといった詳細な部分にいたるまで。

さらには運用や移行の要件などもしっかり決めておかないと問題になります。

《システム開発の受託者によっては、これらの決めるべき(あるいは決めておいた方がトラブルを防げる)要件を事前に聞かない(多くの場合は気が回らない、ノウハウが無い)ケースがありますが。》

 

よくありがちなのが、予算とスケジュールと、おおざっぱなシステム機能だけは決まっていて、いざプロジェクトが始まると社内で要件調整に手間どり、いたずらにスケジュール・予算を無駄にしてしまい開発予算が足らなくなるといったケースです。

これは委託者がシステム開発に対する認識が甘く、きっちりとした体制を組まないケースに多くあるように思います。業務システムの開発は要件を決めることやテストにおいて自社のメンバが必須となる作業があり、ここが非常に大きなポイントとなる事を認識する事がプロジェクトの成功への早道です。(受託者は委託者の巻き込み、啓蒙活動が重要です)

委託者の体制にITプロジェクトの経験豊富な人材を入れる事も大きな違いを生みます。

自社体制で不足している場合には外部のプロジェクトマネジメント支援を行うコンサルタントを活用するのもお勧めです。

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このブログ記事について

このページは、アイブルーム藤井が2009年3月17日 10:20に書いたブログ記事です。

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